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30代公務員の転職エージェント活用法|厳選5社と活用するコツ

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30代におすすめの転職エージェント

30代公務員が転職を考え始めるとき、

「民間で通用するのかな」
「家庭や住宅ローンを抱えながら本当に踏み出せるのかな」
と不安を感じる方も少なくないでしょう。

私も県庁時代に、転職しようかと悩む後輩の姿を何度も見てきました。

実際に30代で転職を成功させた職員もいて、年収アップやワークライフバランスの改善、やりがいのある仕事を求めて様々な業界にチャレンジしていましたね。

冒頭から言い切ってしまう感じで申し訳ありませんが、30代公務員の転職が成功するかどうかは転職エージェントの活用にかかっています

この記事では、30代公務員が「転職エージェントを活用すべき理由」「おすすめのエージェントサービス」そして「注意点」について詳しく解説します。

転職を本気で考えている人は、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人

  • 26年間県庁に勤め、51歳で早期退職した元公務員(建築職)
  • 在職中は、総務課・財政課・耐震・住宅政策・公営住宅などの部署を経験
  • 現在は、建築関連の民間企業に勤務

30代公務員の転職に転職エージェントが欠かせない理由

理由

30代公務員の転職活動では、エージェントの存在は欠かせません。

ここでは、30代ならではの背景を踏まえ、なぜエージェントのサポートが必要なのかを整理します。

「若手ではなく即戦力」として扱われる30代だからこそ専門的なサポートが必要

30代の転職では、転職エージェントによる専門的なサポートが欠かせません。

なぜなら、30代は「成長途中の若手」ではなく、即戦力を求められる世代だからです。
企業は成果や実績を重視しますが、公務員の仕事は数値で示しにくく、評価につながるポイントをうまく伝えるのが難しいものです。

さらに、自分では気づかない強みや価値を客観的に把握することも難しいでしょう。

転職エージェントは、これまでの経験を整理し即戦力として伝わるよう、企業目線でわかりやすい実績として整理してくれます
自分では気づかない強みも引き出してくれるため、30代の転職では欠かせない存在といえます。

公務員経験を民間にわかる言葉で伝える必要がある

30代の公務員はたいていの場合、以下のような業務をひととおり経験しています。

  • 行政計画の作成
  • 条例の制定
  • 住民からの苦情対応
  • 幹部職員や住民への説明資料の作成
  • 補助制度の立ち上げ
  • 予算要求や予算管理

これらの業務はそのままでは企業に伝わりにくいですが、民間で通じる言葉に言い換えれば強みとして評価されるスキルになります。

  • 「行政計画の作成や制度設計」→企画立案力
  • 「予算管理や補助制度の運用」→コスト意識を持ったプロジェクト遂行力
  • 「住民や幹部への説明」はプレゼン力・調整力

のような感じです。

エージェントは、民間が理解しやすいように整理してくれるため、30代ならではの経験を自信をもって伝えられるようになります。

家族や生活設計を考慮した条件交渉は、エージェントの方が有利

30代の転職は、家族や子育て、住宅ローンなど生活と切り離せない事情を考慮する必要があります。

そのため、給与や勤務地、勤務時間など生活設計に直結する条件交渉は重要です。

とはいえ、これらの条件を自分で企業に直接伝えるのは精神的な負担が大きく、「強く出すぎると印象を損ねる」というリスクも伴います。

エージェントを通せば、プロの交渉力で希望をスムーズに伝えられるため、納得のいく形で転職を進めやすくなります。

30代公務員に特におすすめの転職エージェント5選

おすすめ

30代で転職を成功させるためには、エージェント選びが結果を大きく左右します。

ここでは、実績やサポート体制に定評のある5社を取り上げ、30代公務員に役立つポイントを踏まえて紹介します。

doda

dodaは「求人検索」「エージェント紹介」「スカウト」の3つを同時に利用できるのが特徴です。

30代で未経験分野への挑戦とキャリアアップの両方を視野に入れたい人にとって、公開・非公開を含む幅広い求人に出会える点は大きな強みでしょう。

自分では探しにくい求人も、アドバイザーが提案してくれるので、在職中で時間が限られている30代にとって心強いサービスです。

おすすめポイント

  • 業界最大級の求人数で大手からベンチャーまで幅広い選択肢がある
  • 専任アドバイザーによる書類添削や面接対策などのサポートが手厚い
  • 求人検索・提案・スカウトの3つを同時に使える便利さ
求人数公開求人数:25.5万件非公開求人数:非公開  2025年9月時点
対応エリア全国
年代全年代
サポート内容自らの求人検索・応募アドバイザーによる求人紹介・書類添削・面接対策スカウトサービス
利用料金無料
公式サイトdoda
運営会社パーソルキャリア株式会社

ビズリーチ

ビズリーチはハイクラス求人に特化したスカウト型転職サービスです。登録すると企業やヘッドハンターから直接スカウトが届くため、転職活動を進めながら自分の市場価値を客観的に把握できるのが大きなメリットです。

30代公務員で年収アップやキャリアアップを目指している方には、特におすすめしたいサービスです。

政策立案や部下の育成、マネジメントを経験している30代なら即戦力として評価される可能性が高いでしょう。
県庁でいうと、30代で課長補佐に昇任したような人は登録しておいて損はありません。

おすすめポイント

  • 年収1,000万円以上の求人が豊富で、収入アップやキャリアアップを狙える
  • 企業やヘッドハンターから直接スカウトが届くので、自分では気づかないチャンスに出会える
  • 「30代の転職後の平均年収880万円」という実績
求人数公開・非公開求人とも非公表
対応エリア全国
年代主に30代~50代のハイクラス層
サポート内容スカウト型サービス(企業やヘッドハンターからのオファー)
自らの求人検索・応募
利用料金基本無料
有料プラン「プレミアムステージ」あり
公式サイトビズリーチ
運営会社株式会社ビズリーチ

リクルートエージェント

国内最大級の求人数を誇るリクルートエージェントは、30代で選択肢を広く検討したい人に最適です。

業界・職種を問わず豊富な案件があり、公務員の経験を活かしやすい事務・企画・管理分野の求人も多く揃っています。
また、職務経歴書の添削や面接対策が手厚く、初めての転職でも安心して進められるのが強みです。

幅広い可能性を探りたい30代には、まず登録しておきたいエージェントといえるでしょう。

おすすめポイント

  • 国内最大級の求人数で、幅広い業界・職種から思いがけない選択肢に出会える
  • 専任アドバイザーによる職務経歴書の添削・面接対策が丁寧で、公務員経験を企業に響く形でアピールできる
  • 転職支援実績No.1※の安心感があり、初めての転職活動でも頼れる

※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および4ヶ月以上の有期雇用の合計人数2024年5月時点

求人数公開求人数:62.8万件非公開求人数:44.2万件  2025年9月15日時点
対応エリア全国
年代全年代
サポート内容自らの求人検索
応募アドバイザーによる求人紹介
書類添削・面接対策
利用料金無料
公式サイトリクルートエージェント
運営会社株式会社インディードリクルートパートナーズ

パソナキャリア

パソナキャリアは、きめ細やかなサポートに定評があり、転職に不安を抱える30代公務員にとって安心感のあるエージェントです。

30代からの転職に強く、ハイクラス転職・管理部門転職のエキスパートでもあります。
条件面の相談にもじっくり向き合ってくれるため、自分の強みを整理しながら、納得できる転職を進めたい人におすすめです。

おすすめポイント

  • 30代からの転職に強い!管理部門やハイクラスの求人にも対応
  • 累計約59万人の転職支援実績(2024年5月)があり、豊富なノウハウが蓄積
  • 転職者と企業の双方を担当する「両面型」のサポート体制で、条件や適性に合ったマッチングを実現
求人数公開求人数:4万件以上非公開求人数:非公開  2025年9月時点
対応エリア全国
年代全年代 
サポート内容アドバイザーによる求人紹介
書類添削・面接対策
キャリアカウンセリング
利用料金無料
公式サイトパソナキャリア
運営会社株式会社パソナ

マイナビエージェント

マイナビエージェントは20代〜30代の若手を中心に、初めて転職を考えている人から特に支持されています。応募書類の添削や面接対策なども丁寧にサポートしてくれるので、安心して任せられますね。

さらに、キャリアアドバイザーが企業担当者と密に連携しているため、求人票に載らない職場の雰囲気や働き方まで把握できるのも強みです。

おすすめポイント

  • 20代〜30代に強く、未経験からの転職も積極的に支援
  • 企業担当者と密に連携し、社風や働き方など求人票に載らない情報も得られる
  • 書類添削や面接対策など、初めての転職でも安心できるサポートが充実
求人数公開・非公開求人とも非公表
対応エリア全国
年代全年代(20代~30代向け求人が豊富)
サポート内容自らの求人検索
応募アドバイザーによる求人紹介
書類添削・面接対策
利用料金無料
公式サイトマイナビエージェント
運営会社株式会社マイナビ

30代公務員が転職エージェントを最大限活用するコツ

コツ・ポイント

転職エージェントは登録するだけでは十分に活用できません。
30代ならではの豊富な実務経験を具体的に整理し、家庭の事情も含めてアドバイザーと共有することが、満足度の高い転職につながります。

担当した仕事の規模や責任を具体的に伝える

転職エージェントには、担当した仕事の規模や責任を具体的な数字を使って伝えることが重要です。

なぜなら、30代の転職では即戦力としての実績が求められるため、曖昧な表現では経験の価値が正しく評価されないからです。
「調整業務を担当した」「住民対応を行った」といった抽象的な説明では、転職エージェントが企業に対して適切にアピールできません。

「予算3億円の道路整備事業で、設計から完成まで2年間のプロジェクト管理を担当した」
「部署内8名のチームリーダーとして、年間120件の許可申請業務を効率化し、処理期間を30%短縮した」

といった具合に、期間や割合を交えて実績を伝えると、エージェントが企業にアピールできる形で整理してくれます。

具体的な実績を示すことで市場の評価がより正確になり、自分にあった求人を紹介してもらいやすくなります。

未経験業界への挑戦は希望を早めに伝える

未経験分野への挑戦は「30代がラストチャンス」と言われます。そのため、新しい分野に踏み出したい気持ちは早めにエージェントに伝えましょう。

というのも、未経験歓迎の求人や研修制度が整った企業は限られている場合があり、募集のタイミングを逃すと選択肢が狭まることがあるからです。

最初から方向性を共有しておけば、自分の希望に沿った求人をいち早く紹介してもらえますし、転職活動もスムーズに進められます。

家族・ローン・子育てなど30代特有の事情をエージェントと共有する

30代の転職では、キャリアプランだけではなく、家族や子育て、住宅ローンといったライフプランも密接に関わってきます。

例えば、家族がいる30代にとっては、次のような条件は自分一人だけの問題ではありません。

  • 転勤の有無
  • 勤務時間の柔軟さ
  • 休暇の取りやすさ
  • 福利厚生の充実度

こうした事情を前もってアドバイザーに伝えておけば、自分の状況にあった求人を紹介してもらいやすくなります。条件を曖昧にしたまま進めてしまうと、入社後に生活とのズレを感じやすいため、最初から共有しておきましょう。

30代公務員が転職エージェントを使うときの注意点

注意点

エージェントは頼れる存在ですが、使い方を間違えると思うような結果が得られないことがあります。ここでは30代公務員が特に注意したい点をまとめました。

管理職ポストを狙うと経験不足と見なされやすい

30代の場合、エージェントから「課長候補」などの管理職ポストを提案されることがあります。

ここで注意したいのは、公務員でのマネジメント経験は民間から見ると評価しづらいという点です。民間企業が求める「即戦力」としてのマネジメント力と、公務員として培ったスキルにはギャップがあるからですね。

管理職ポストを希望する場合は、以下を具体的に伝えることが大切です

  • プロジェクト実績:「どんな目的のプロジェクトで、どのフェーズからどのフェーズまでを主導し、どんな成果を出したか」
  • チームマネジメント:「どのようなミッションを持つチームで、何人の部下の指導育成に関わったか」

これらを説明することで、企業との認識のずれを防ぎ、現実的なポジションでの転職が実現しやすくなります。

年収アップを狙いすぎるとミスマッチが起きやすい

「もっと収入を増やしたい」と思って転職するのは自然なことですが、年収だけを重視してしまうと、入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することがあります。

例えば、年収は上がったものの、毎日終電まで残業があったり、片道2時間の通勤が必要だったりすると、結局は生活の質が下がってしまいますね。

エージェントに希望を伝える時は、収入と働き方の両方を具体的に伝えましょう

  • 年収○万円以上を希望
  • 残業は月20時間以内
  • 転勤のない会社
  • リモートワークもできる会社
  • 副業もできる会社

このように年収以外にも明確な条件を提示することで、転職成功の可能性が高まります。

条件を絞り込みすぎると30代でも案件が限られる

「年収は最低○万円」「通勤時間は30分以内」「残業は絶対にしたくない」というように条件をガチガチに固めてしまうと、紹介してもらえる求人は一気に少なくなってしまいます。30代はまだまだ選択肢が豊富な世代なのに、自分で可能性を狭めてしまうのはもったいないことです。

おすすめは、条件に優先順位をつけることです。「年収アップは絶対譲れないけど、勤務地は少し遠くても我慢できる」「残業は月20時間程度なら許容範囲」と言った具合に、譲れない点と妥協できる点を明確にしておきましょう。

そうすることで、思いもよらない良い求人に出会えたり、「これなら条件以上だな」と感じる会社と巡り会える可能性が高まります。

まとめ

30代公務員の転職では、これまでの実績を「即戦力」として伝える工夫が必要です。
さらに、家族や子育て、住宅ローンといった事情は、転職先を選ぶうえで大きく影響します。

そんな時に頼りになるのが転職エージェントです。
経験の棚卸から条件交渉までサポートしてくれるので、一人で悩むよりずっと安心して転職活動を進められます。

まずは求人数が豊富で信頼できる転職エージェントに登録して、一歩を踏み出してください。
新しい可能性が見えてくるはずです!

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